こんにちは、Shuです🎶
先日、私が書いた記事、
デビューから3年での世界進出は、かなりの快挙ですよね。
「なぜ彼らはここまで急成長したのか?」
「その背景にあるBMSGの戦略とは?」
BE:FIRSTがどのように成長してきたのか、
そして、それを支えてきた
BMSGの成長 についても深掘りしていきます!✨
そうです、「BMSGの成長から考える第二弾」です。 笑
彼らの成長の過程や成功した理由については、
私が思うことは、たくさんの要素がある。
なので、数を絞るのも難しいけれど、
今回は、あえて3つに絞って、
以下の視点で話してみようかな…と。
✅ 1. 世界基準の音楽&パフォーマンス
✅ 2. BMSGの育成型マネジメント
✅ 3. ファン(BESTY)との強い関係性
世界基準の音楽&パフォーマンス
これ、言葉通りに見たら、
成功するためなら「当たり前」に聞こえるかもしれません。
でも、この本質って、BE:FIRSTの出す曲や
パフォーマンスを見て、
めちゃくちゃ深いと感じています。
なぜなら、
世界基準って何なのか?
音楽って何なのか?
パフォーマンスって何なのか?
そう考えると、奥行きが増します。
これらの本質が、
BE:FIRSTやBMSGの打ち出す
曲やMV、ライブには詰まっていると感じます。
例を挙げると、
私がこの3つの要素のバランスという尺度で、
最初に衝撃を受けたのは、
2022年8月31日にリリースされた
1stアルバム『BE:1』に収録された
「Milli-Billi」のダンスパフォーマンス映像でした。
ボーイズグループのデビュー作としては、
予想外の曲だった「Gifted.」にも驚きましたが…(笑)
ー 引用:公式YouTubeより
私がアメリカに長く住み、
現地のヒップホップの文化や、映画、
音楽に親しみを持っていたからこそ、
この曲を聴いたときの衝撃が大きかったのかもしれません。
ただ、それを抜きにしても、
この映像と曲を聴いて、
「世界基準とはこういうことか」
「音楽とはこういうことか」
「パフォーマンスとはこういうことか」
と、強く感じました。
そして何より、
この3つの観点からも、「敬意」 を感じたんです。
音楽はアートであると同時に、
それを取り囲む人々の生活や文化、
想い、時代背景があるもの。
特に、HIP-HOPの誕生には深い歴史と背景がある。
そのカルチャーを大切にしてきた人たちがいて、
それを理解し、納得した上で曲を作り、
パフォーマンスしなければ、
このレベルの仕上がりにはならないと思いました。
そんな想いを強く感じたことを覚えています。
特に、原曲にないストンプを取り入れたこと…
これには痺れました。(笑)
STOMP(ストンプ) は、
もともとストリートパフォーマンスに根付いたリズム表現。
楽器を使わず、身体や身の回りのものを叩いて
リズムを生み出すスタイルです。
アメリカでは、
映画やミュージカルでも使われていて、
「自分たちの声や身体を使って音楽を作る」 という
表現の自由の象徴でもあると思います。
だからこそ、BE:FIRSTが
このSTOMPの要素を取り入れた「Milli-Billi」は、
単なるヒップホップ曲ではなく、
より深い音楽文化へのリスペクトが
込められた一曲だと感じました。
BMSGの育成型マネジメント
BMSGの成長から考える(1)の記事でも触れた、
「SKY-HIのマネージメントのはなし。」
にも出てくることを踏まえて考えると、
「育成型」というのは、
常に「学びの姿勢」が根付いた
マネジメントだと私は考えています。
BE:FIRSTの新曲には、毎回驚かされます。
BMSGの取り組みも、常に新鮮です。
これには、彼ら自身に「学びの文化」が
根付いているからこそだと
強く感じずにはいられません。
この観点で、初めて衝撃を受けたのは、
THE FIRSTのオーディションで、
SKY-HIさんが惚れ込んでいたルイを脱落させたこと。
もちろん、ルイ以外の方にも、
「幸せ」を願うからこその、
明確な理由があり、
「選ばない」という選択をSKY-HIさんはしてきました。
ルイの話を例に挙げたのは、
その背景に「人間性の成長」
という観点を強く感じたからです。
「人間性」という言葉の本当の意味
残念ながら、「人間性」という言葉は、
私の経験上、あまり良い意味で使われないことが多いです。
でも、私は、人間性こそが最も重要な
意味を持つものだと考えています。
成人発達理論という考え方をご存知でしょうか?
「発達」という言葉が入っているので、
発達障害などの関連理論かと思われがちですが、
まったくそんなことはありません。
この理論は、
「人は生涯を通して心が成長(成熟)していく。
その過程と段階を明らかにした理論」 です。
つまり、単なるスキルアップや
知識の蓄積ではなく、
視野の広がりや思考の柔軟性、
価値観の成熟といった「心の成長」を扱うもの。
例えば…
✅ 「物事を一面的ではなく、多面的に考えられるようになる」
✅ 「自分の価値観に固執せず、他者の視点を理解しながら行動できるようになる」
✅ 「環境や経験を通じて、より深い自己理解や社会的な役割の変化を受け入れられるようになる」
こうした「心の進化」を段階的に
捉えたのが、成人発達理論なんです。
「人間性の成長」を重視するBMSG
この観点から見ても、
当時13歳だった、ルイが学校生活や
周囲の環境からさまざまな経験をすることは、
彼の人間性をより豊かにしてくれる。
そのまま、アーティストになってしまうと、
周囲のさまざまな意見や視線、
言葉を受けるときに、
ルイがこの人間性の豊かさをある程度持っていなければ、
非常に辛くなることがわかっています。
つまり、「人としての学び」の時間を
優先した決断だったのです。
周囲からの学び、
日々のことから学ぶ姿勢には
「人間性の豊かさ」 が必要不可欠だと私は思います。
そして、SKY-HIさんは、
これを大事にされているのではないか?
だからこそ、
「学び・育成の文化が根付くことができる」
と感じます。
実は、私が企業様にご提案しているのも、
この視点のサポートを重要視したものです。
なぜなら、
「人間性が豊かな人ほど、自立し、自走できる」 から。
- 他者に敬意を持ち、仲間と捉えられる人材は、チームを強くする。
- 成長し続けるマインドを持つ人は、組織に新しい風を吹かせる。
- 自ら考え、動ける人が増えれば、企業全体がよりしなやかに強くなる。
私自身、200名以上の人材育成に携わってきましたが、
「人としての成長」こそが、
組織の成長につながると、
日々感じています。
逆に・・・それを無視すると
大変なことになりがちです。
「当事者意識をもて!」
なんて、職場で簡単に言いますけれど、
そうはいかないのには、
ちゃんと理由があるんです。
だからこそ、この視点を大切にしながら、
企業向けの研修やサポートを行っています。
ファン(BESTY)との強い関係性
そして、最後にこれですね。
言わずもがな…ですが。(笑)
BE:FIRSTのファンダム、
BESTYとの関係性がとても強い。
もちろん、ファンの心理をついた戦略など、
いろいろあると思いますが、
人の絆が強くなる要素とは何でしょう?
「BE:FIRSTとBESTYの関係は、
“ファンとアーティスト” を超えた”愛”なのかもしれない。」
互いに、
感謝、敬意、共感、挑戦、共有…
そして、それらをつなぐ根本的なものが愛。
だからこそ、一方的な応援ではなく、
“共に成長する関係” が生まれている。
例として挙げたいことはたくさんありますが、
特にライブに行くと、
圧倒的なパフォーマンスと同時に、
等身大の彼らに会うことができます。
背伸びしたり、頑張っていることも
もちろんあるでしょう。
でも、等身大の姿を見続けられるからこそ、
彼らの成長を実感することができる。
だれがBESTYってつけたんでしょう??笑
最高ですね。
親友です。
まさに、彼らがファンのことを親友と
感じてくれているからこそ、
私たちファンも、
彼らの親友にならざるを得ません。(笑)
まとめ:BE:FIRSTの成長の本質とは?
ここまで、BE:FIRSTがなぜここまで成長したのか? を
「世界基準の音楽」
「BMSGの育成型マネジメント」
「ファン(BESTY)との関係性」
という3つの視点から深掘りしてきました。
今回のワールドツアーを通じて、BE:FIRSTはさらに進化するはず。
世界のステージを経験した彼らが、どんな成長を遂げるのか?
そして、BESTYとどんな新しい関係を築いていくのか?
これからも、彼らの旅を見守り、共に歩んでいきたいですね!✨
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